スピリチュアルな諺

「人事を尽くして天命を待つ」 

誰もが知っていることわざだと思いますが、これほど非常に的を射る言葉は他にはないと思います。目標に向かって精一杯できる限りのことをしたら、あとは神様に託すという意味ですが、この託すというのが非常に大事です。レストランで食べ物を注文したら、何分後かには必ず出てくるのだから、安心して待つという心境です。今か今かと、いつも心配になっていると、望んだものはやってきません。また、執着も良くないです。そして、大概、この注文したことを忘れた頃にそれが何かしらの形でやってきます。僕は今までにこれを何度となく経験しました。

 

最近の例で言いますと、僕は葡萄の栽培を専業にしているのですが、葡萄の他に桃を育てている農家さんを見る度にいいなぁと思っていました。というのも、葡萄の摘粒作業から収穫までに1ヶ月以上の間があり、その間はほとんど何もすることがないのです。桃を育てている農家さんはその間に桃を収穫して収入を得ることができるので、前々から羨ましく思っていました。かといって、桃畑の放棄地を借りるとしても、とんでもなく遠い場所や急な傾斜地だとこちらの身も大変ですので、ただ漠然と心の隅でいつか桃も栽培したいなと時折考えていたら、今年の初めにお隣さんが今まで借りていた桃畑を手放すというのを聞き、早速借りることができました。その桃畑は僕の田んぼの真向かいにあり、6種類の木が植わっていて、20本弱あります。初めての桃栽培ですので、覚えることはたくさんありますが、やりがいもその分あります。そして、いつも思うのは、僕の想いが天に届いたということです。